原点回帰

ZahaのDPP見たら、

・こういう建築に憧れて建築始めたんだってことと

・MADに行った時の志

 

を回顧してしまったな。

 

一年生の設計製図の作品も曲面の幾何学に憧れて曲面の建築の設計を試みたし、MADに行くときはZahaやMAD, Gehryのようなemotionalな建築家になるための技術を盗むのだという気持ちだった。そして、技術を日本に持って帰って日本で設計・独立しようと考えていた。

 

自分が今やっていることは確実に意味のあることだ。京都という土地で法律、構造、意匠、設備等総合的に考え設計をしている。

これは建築家としての実力を上げるために必要なことだ。

しかし、どこの事務所に行っても得られることである。

 

NAPにこだわる必要はない。むしろ、もう少し規模の小さい事務所やcomputational designを生業としている事務所でも得ることができる。

 

遠回りでは?

ソウルの電車内の印象

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韓国も日本と同じような内装、同じような過ごし方をしてる。自転車のスペースのある車両があるなど、そこは違いかも。

携帯を見て、イヤフォンをして、SNS・ゲームをしてる。

人の化粧と髪型が少し違うくらい。

女性は日本より白い化粧、脚の露出が多い印象。スタイルも良い。

男性はツーブロックにオカッパヘアが多い。兵歴があるから、筋肉質な人が多い。日本と比べて背高い気がする。

ソウルでの気付き

(5/3の予定)

成田空港→Incheon空港→Itaewon→club

 

 

(気付き)

・成田空港と比べて、韓国の空港で両替の方がレートが良い

ソウル

Rate : 0.1152
9907円 : 86000 won

成田空港

Rate: 930

10000円:93000won

・タクシーがオレンジの蛍光色で見つけやすい。夜になるとタクシーが多くなり目立つので、この色彩が割と街のイメージに関わる重要な要素な気がする。

 

・駅を出るまでは日本と同じ印象

電車の内装、雰囲気が似ているだけでなく、日本語の標識や音声があり、日本と勘違いしそう。

 

・駅を出たら、東南アジアと日本の間みたいな印象

通りまで人が出てる感じは東南アジア系だが、店の1つ1つの質は日本寄り。でも、通りが舗装されてない・埃は日本との大きな差。カオサン通りみたいな、音がガンガン通りまで漏れている場所・通りがあるのは、羨ましい。

 

・Itaewonのクラブ

スタイルの良い女性が多い印象。男は兵役があるから、筋肉質なのかな。英語を話してくれる韓国人が少ない。

 

・通りの色彩も日本より濃い

ビルの低層部の色彩、ガードレールの色彩が濃い。

 

・普通に店に入ったら、15000wonと高い。

 

・中国も韓国も外装が汚いけど、内装は綺麗というパターンが多い。

目標

<したいこと>

・世界に通用する建築家になる

・最先端で分野横断的な設計ができる人間になる

 

<目標の人>

・豊田啓介 (Noiz)

猪子寿之 (TeamLab)

・斎藤さん (Rhizomayics)

 

この人たちのようになるためには、この人の下に、この人の下で学ぶのではなく、この人たちが学んでいる対象に行かないと超えるor対等の状態にならない。これらの事務所にいくことを目指すのではなく、これらの事務所よりもさらに上手く行っている所に行ってそれを生かして自分の設計をするほうが良い。

 

建築設計の民主化

数ある分野の中で建築はやりやすい気がする。理解するのに専門的な知識が必要ない。マインクラフトが流行っているように、興味のある人は多いはず。

すごく簡単に建築の設計ができるアプリが近い将来できるのではないか(敷地条件を入れれば、自動で複数の案が出て来るみたいな)。アーカイブが沢山あるからできるし、そのような試みはされている。

 

誰でも建築が設計できることを知る→

建築に興味が出て、建築の知識の底上げになる→

優れた建築家が尊敬される

 

設計に触れる人が増えたら、全体の底上げになって、能力がない建築家はバレる。だが、一方で能力の高い建築家の評価は高まるはずだ。ヨーロッパはこれができているから建築家の社会的な立場が高い。

自動運転車の家化の仮説

自動運転車によって、運転席がなくなる。電気自動車なので動力に必要なスペースも小さくなり、大きな場所を確保できる。すると、一人が十分に眠れるスペースを簡単にとることができる。従って、普通自動車くらいな平面で高さを高くすると十分な広さがとれる。しかも、眠っている間に目的地まで送ってくれる。

忙しいビジネスマンにとって、家ですることはあまりない。現段階でも眠るために家に帰っているというかんじだ。ビジネスマンと低所得者には需要があるはずだ。

"ZERO to ONE" / Peter Thiel / ★★

イケてるベンチャー投資家による「起業論」

・新しいテクノロジーを生み出すのはベンチャー企業。大組織の中で新しいものは開発しづらく、独りでは更に難しいからだ。

・90年代からの教訓。少しずつ段階的に前進する・無駄無く柔軟である・ライバルのものを改良・販売ではなくプロダクトに集中する

・しかし、実際には正しいのは逆の原則であった。大胆にかけた方が良い・出来の悪い計画もないよりはあった方が良い・競争の激しい市場では収益が消失する・販売はプロダクトと同じくらい大事

・独占を築く。小さく始めて独占する→規模拡大→破壊→ラストムーバーになる

隠れた真実を探せ。「賛成する人がほとんどいない大切な真実は何か?」

「偉大な使命」と「ここにいる人たちと一緒に働きたいと思わせる」で優秀な人材をもってくる