BIMのかたち / 日本建築学会 / ★★

その理由(なぜこの本を読もうと思ったのか)

BIMの知識を身に着けたいから

もたらせるメリット(この本から何を得たいのか)

BIMの知識、表現

期待していること(読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか)

BIMの単語・知識・言い回しの表現についてが頭かメモにストックされる

 

BIM用語

BIM:

建物の構成要素と構造を三次元にデジタルモデルとしてデータベース化、企画・計画・設計・施工・運用・維持管理の一連の建築生産プロセスにおける業務を合理化、効率化するツール

 

BEP:BIM実行計画書

BIMを実行するための約束事。BEPを主導するのは発注者。

 

BIMオーサリング:

オブジェクトを集積し、建築又はその一部をBIMとして構築し編集を行う作業のこと。BIMに価値を付加したり引き出したりする行為であり、モデルから図面を作成するのもBIMオーサリングである。BIMオーサリングでBIMを構築するには2種類の手法がある。

トップダウン手法

一般的な設計プロセス。全体の構想から入りながら徐々に詳細を詰めていく。法規や敷地、設計与件から具現化することから始まり、LODを徐々に増していく手法。

ボトムアップ手法

 詳細な部品から構築しそれらの集積として全体を形作る。特定の工種や部品の詳細がある状態から始まり、それらを積み上げていく。

設計会社はトップダウン手法が馴染み、施工会社はボトムアップ手法が馴染む。施工BIMは後者であり、バーチャルな試験施工としての性格が強く変更への追従性が低い。

 

IFC:

building SMART Japanが開発・維持する建物を構成する全てのオブジェクト(ドア・窓など)のシステム的な表現方法の仕様。RevitやArchiCadなど代表的なもの。

I(Industry):建築業界

F(Foundation):共有のプロジェクトモデルの基礎

C(Classes):合意のもとに構築するための共通な言語としてのクラス

 

フロントローディング:

前倒しで資源を投下し、後工程の負荷を軽減するとともに品質を高めようとすること

 

ICT:Information and Communication Technology(情報通信技術)

通信技術を活用したコミュニケーション。ITと近い意味であるが、コミュニケーションを強調した形でITを利用することである。建築業界では、BIM360を用いた関係者間とのやりとりなどが例となる。

 

デジタル・トランスフォーメーション:Digital Transformation

ICTを含むデジタルの浸透によって社会構造や生活の全てをより良い方向に変革させるという概念

 

デジタルディスラプション:Digital disruption

IOTやAIを総称するデジタルによって起こる産業や社会の崩壊的変革

 

IPD:Integrated Project Delivery

建築家、エンジニア、請負業者、施主など建築プロジェクトに関わるチームが初期段階から協力して最適な建物を建てるという共通目的のもと、最も有効な決定を共同で下すことを可能にする協業形態。

 

 

BIM言い回し