建築周辺Softwareの概要
自分が知らない建築の主に施工で使われるSoftwareについて概要をまとめた。最近では、建築業界でもSoftwareの進化がめざましい。自分が実際に使わないまでもSoftawreの概要を理解することは業界の動向の理解や自分の領域への応用という意味で価値はあると思う。
NAVISWORKS (Autodesk)
Revit、BIM360などと連携して、施工管理、施工シュミレーション、プロジェクト全体の解析、プロジェクトレビュー、干渉検出、4D工程シミュレーション、レンダリングなどができる。
<他Softwareと比較した優位性>
・ファイルサイズが小さく、タブレットやスマホなどで簡単に開くことでき、3D内でのウォークスルー/材料の変更はRevitよりはるかに早く行える。
・クライアントは無料のNavisworksのビューワーをインストールすることで簡単にモデルを見れる。
・干渉検出ができる。
現場管理が煩雑な建築、大規模施設向けであり、設計施工を一貫して行うゼネコンが使いやすそう。2012年に新宿労働総合庁舎で初めて使われ2014年には竹中工務店施工の北里大学病院で使用される。
Autodesk HP
概要説明
http://bim-design.com/infra/product/navisworks/
ユーザ事例
BIM360 (Autodesk)
クラウド上のワークシェアリング、統合管理、現場管理、プロジェクト管理のためのプラットフォーム。施工管理ソフトウェア。
<他Softwareと比較した優位性>
・設計施工構造設備の情報一元管理
・Webアプリでどのデバイスでも使用可
Autodesk HP
https://www.autodesk.co.jp/products/bim-360-design/overview
概要説明
https://adndevblog.typepad.com/files/1.bim360%E8%A3%BD%E5%93%81%E7%B4%B9%E4%BB%8B.pdf
ユーザ事例
http://bim-design.com/catalog/pdf/BIM_Case_Study_Collection_2018_ja_Low-rez.pdf
CATIA (DASSAULT SYSTEMS)
航空メーカー、自動車メーカー、重電メーカー、宇宙産業などの設計に用いられる。製品の企画、設計、生産、アフターサポートまでの一元管理ができ、微細な箇所の設計が可能である。また、単なる設計支援ツールにとどまらず、3D EXPERIENCEというプラットフォームによって、マーケティング、R&D、企業カタログなどが掲載され、設計からマーケティングまで独自の体験を支援する。また、Gehry Architectsが航空会社で使われているCATIAを建築の設計施工に応用したことで、建築業界で一気に知名度が上がった。日本ではKKAAがライセンスを持ち使用しているが、会社内部に使える人がおらず、Syntegrateに外注しているのが内情。CATIAはどうして微細な箇所までモデリングできるのか今後リサーチ。
<他Softwareと比較した優位性>
・設計、生産、アフターサポートまでの一元管理
・微細な箇所まで正確に設計できる
DASSULT SYSTEMS HP
https://www.3ds.com/ja/products-services/catia/
3D EXPERIENCE
https://www.3ds.com/ja/about-3ds/3dexperience-platform/
ユーザ事例
https://blogs.3ds.com/japan/tag/%E5%B0%8E%E5%85%A5%E4%BA%8B%E4%BE%8B/