CATIA Presentation (Syntegrate / 菊池)_200721

製造業のデジタルと車作成のプロセスについての話。

 

・今までの自動車製造方式の移り変わり

ジブシ―生産方式:一か所で作成する。生産性が悪い・

フォード生産方式:流れ作業で行う。生産性が上がり、大量生産が可能となる。

セル方式:セル(円盤)に4人が配置されて、タブレット端末があり、それぞれ作業する。床面積の節約が可能となる。

問題点:実際に工場を作るまで生産性に関する検証ができない。

 

デジタルファクトリー

:DELMIAを使用して、CATIAで作成したモデルを3D上で検証する。干渉チェックが容易となった。

 

・自動車製造の全体のプロセス

大まかに、開発→生産準備→生産のプロセス

 

・生産企画→商品企画の工程

 

・形状デザイン→形状/材料選定→強度計算→デザインレビュー(ここで最初に戻る場合もある)→詳細設計→図面作成

 

・生産準備部門がDELMIAを使用

 

・DELMIA

FABRICATION:NC Prisimic 

ROBOTICS:ex.クレーンの動きのシミュレーション

ERGONOMICS:Ergonomics Specialist

施工に無理がないかの検証可能。姿勢についてのパラメーターがある。

PROCESS ENGINEER:

 

・DELMIAの作成

姿勢が分かればというレベルであれば、1工程で1日くらいで検証。

ロボットより人の方が検証に時間がかかる。

1つ1つ姿勢を作る。アニメーションを作るプロセスと同じ。

 

・製造業は会社内で行うので、データ連携が簡単。

データ連携は他社との連携を準備の上行っている。3Dのデータ形式

 

・3Dデータが正しいかどうかをどう確認する

加工できない状態でだすのだが、メーカーの責任。データを元に納品元は確認する。3次元の測定器で確認する。

 

・自動車での各工程での寸法チェックはある。全数チェックは行わない。何個かに1個。

 

・高級車は一台一台オーダーメイドの場合がある。その時は、製造ラインを作らずに職人が1台を作る。航空機もそう。航空機工場は自動化されていない。数量が少ない場合はそうなる。

 

・Dassult SystemsによるとDELMIAを日本で使えるのは10人程度。