建築設計の民主化
数ある分野の中で建築はやりやすい気がする。理解するのに専門的な知識が必要ない。マインクラフトが流行っているように、興味のある人は多いはず。
すごく簡単に建築の設計ができるアプリが近い将来できるのではないか(敷地条件を入れれば、自動で複数の案が出て来るみたいな)。アーカイブが沢山あるからできるし、そのような試みはされている。
誰でも建築が設計できることを知る→
建築に興味が出て、建築の知識の底上げになる→
優れた建築家が尊敬される
設計に触れる人が増えたら、全体の底上げになって、能力がない建築家はバレる。だが、一方で能力の高い建築家の評価は高まるはずだ。ヨーロッパはこれができているから建築家の社会的な立場が高い。
"ZERO to ONE" / Peter Thiel / ★★
イケてるベンチャー投資家による「起業論」
・新しいテクノロジーを生み出すのはベンチャー企業。大組織の中で新しいものは開発しづらく、独りでは更に難しいからだ。
・90年代からの教訓。少しずつ段階的に前進する・無駄無く柔軟である・ライバルのものを改良・販売ではなくプロダクトに集中する
・しかし、実際には正しいのは逆の原則であった。大胆にかけた方が良い・出来の悪い計画もないよりはあった方が良い・競争の激しい市場では収益が消失する・販売はプロダクトと同じくらい大事
・独占を築く。小さく始めて独占する→規模拡大→破壊→ラストムーバーになる
・隠れた真実を探せ。「賛成する人がほとんどいない大切な真実は何か?」
・「偉大な使命」と「ここにいる人たちと一緒に働きたいと思わせる」で優秀な人材をもってくる
「お前なんかもう死んでいる」・「嫌われない毒舌のすすめ」/ 有吉弘行 / ★★★
「社会を上手く生きるコツ」について独自の視点から書かれた本
・表面的な付き合いより「本質的なかわいさ」を見せる方がその人をがっつりと捕まえられる場合が結構ある。
・微妙に怒っている人には「ごめんなさい」から入って、「すみません、怒っていますよね」と続ける
・マイナスな印象をもたれている人には周りから固める
・自分の良い話は「言うなよ」と念を押して広める
・誰かを使って間接的に相手をほめる
・仕事が出来る相手には真っ向勝負しかない
・悩みを相談する時は2パターン。ケツを拭いてくれる力にある人への相談と、好感を持たせるための答えの出ないような相談
・相談されたら、長所・短所を説明して相手に決めさせる
・悪口はいいけど、陰口はだめ
・後輩に目をかけるくらいなら先輩にかわいがられろ
マクロ派、ミクロ派の欲求
マクロ派(猪子型)
人類を一歩でも前に進めたい。新しいデザインを生み出したい。新しいシステムを生み出したい。
ミクロ派(亀山型)
皆に使ってもらいたい。治療したい。ビジネスに繋がりやすい。誰に感謝されているかが分かり易い。お医者さんなどのルーティンワーク型に多い。
俺は断然マクロ派だな。今までの自分の価値基準を表現できた気がする。
人類を一歩でも前に進めるために自分がいる。
人工知能は人間を超えるか一部抜粋 (今後の具体的な社会変化の予測) / 松尾豊 / ★★★
短期的(5年以内):
急激な変化は起きない。会計や法律といった業務の中にビッグデータや人工知能が急速に入り込む。また、ビッグデータや人工知能はマーケティングにも活用されるだろう。データ分析、人工知能の知識は重要になる。広告や画像診断、防犯・監視といった分野では急速に人工知能の適用が進む。
中期的(5年〜15年):
生産管理やデザインといった部分で人間の仕事が変わる。ルーティンでない仕事、クリエイティブな仕事は人間の仕事となる。例えば、顧客の例外対応、提案書を書くなどであり、監視員、従業スタッフなどは人工知能でまかなえる。
長期的(15年以上):
例外対応まで含めて、人工知能がカバーできる領域が増えてくる。異なる領域を活用することが進み、顧客対応や提案書作成といったことも可能になる。この段階で、人間の仕事として重要なものは大きく二つ。1つは「非常に大局的でサンプル数の少ない、難しい判断を伴う仕事」。例えば、ある会社のある製品の開発を今の状況でどう進めていけば良いかは、何度も繰り返されることではないためデータが少なく判断が難しい。こうした判断はいわゆる「経験」、これまでの違う状況における判断を転移して実行したり歴史に学んだりするしかない。色々な情報を加味した上での「経営判断」は人間に最後まで残る重要な仕事。二つ目は「人間に接するインターフェースは人間のほうがいい」という理由で残る仕事。セラピスト、レストランの店員など。